◆復原能装束
観世流片山家が大切に保存してきた江戸中期(250年~300年前)の能装束。
当財団では、9世片山九郎右衛門当主の依頼により、
それらの貴重な文化財を後世に伝えるべく復原作業を続けています。
1領の完成に1年以上を費やすたいへん困難な作業ですが、
昭和57年に始まり、これまでに17領の復原が完了しています。
鮮やかに甦った迫力満点の装束を間近でご覧ください。
復原作業は、1領の原本につき2領ずつ作成します。
1領は片山家に収め、1領を当財団で保管、展示しています。
能装束展の様子
納戸地金立湧に雲版と波の丸文様唐織.pdf (1.3MB)
胴箔地枝垂桜に胡蝶文様唐織.pdf (3.13MB)
白地若松と秋草文様唐織.pdf (3.56MB)